山形県環境保全協議会が主催する「環境保全推進賞」において、当社東北工場（山形県米沢市）が「山形県知事賞」を受賞いたしました。デジタル技術を利活用したスマートファクトリーに向けた各施策が環境側面でも大きな効果があることをご評価いただきました。

＜東北工場での取組み内容＞

工場新築時に空調施設を減らせる工夫を行いつつ、デジタル機器や仕組みを利活用したスマートファクトリーの活動成果として、労働生産性は従来比１００％向上・発生品質不具合は従来比９０％削減を実現しました。この成果は生産設備の効率的な稼働などにも繋がった為、製品個当り電力が従来比４０％改善しCO2排出削減量としては年間およそ５９５ｔ相当の削減となりました。

更に２０２５年１月には環境価値をより高める為、使用する電力を全て実質再エネ電源へ切替いたしました。この切替によりCO2排出量を年間９００t削減する見通しとなり、東北工場での『scope２』につきましてはカーボンニュートラルを達成いたしました。

今後も更なるDXへの取組みや最新の省エネ・創エネ検討を推し進めDXとGXの両輪が回ったサスティナブルな工場を目指していきます。