ボディ部品
室内外側からは目に触れない場所で、自動車のボディに直接装着される部品です。
タイヤが発生源となるロードノイズやタイヤが跳ね上げる小石や水がボディーにぶつかることによって発生する異音を削減する
騒音の発生源対策部品。
従来のボディーに直接装着する防振樹脂と比べ、繊維系の材料による騒音発生量削減と
発生したロードノイズを吸音する機能を持ちます。
また、タイヤ周りの外観が良くなり、ほとんどの高級車に採用されています。
■機能
自動車の外部から侵入する音をサイレン
サーやライナーを装着することで吸・遮音
機能を増すことになります。特にライナー
は、タイヤの巻き込む砂利、小石、雨水
がボディに当たる音を室内に伝わるのを
防ぐ機能があります。この部品を装着する
ことで、運転席で6db 騒音を低下する
ことができます。
●フェンダーライナー
自動車の前輪のフェンダーに装着されるもの
PP、PETのテキスタイル(繊維系のこと)材を使用。
●サイレンサー
ボディーから侵入した騒音はサイレンサーの繊維を振動させ、 繊維の振動エネルギーは発熱、
放熱によって減衰します。
これらのサイレンサーはフロアー部やリヤシートとラゲージルームの仕切り(パーティション) など
多くの部位に使われています。
三井屋が自動車部品に参入した最初の部品であり、最も歴史があります。
●リアホイルハウスライナー
自動車の後輪のフェンダーに装着されるもの
PP、PETのテキスタイル(繊維系のこと)材を使用。
材料
PP・PEフエルトやオレフィン系エラストマー(ポリエチレンとゴムの混ざったもの。TPEともいう)
※PP=ポリプロピレンの略称 PE=ポリエチレンの略称 TPE=Thermoplastic Elastomers の略称
使用車種
●Lexus LS ●Lexus GS ●Prius