工場全体の生産が
うまくいくよう考える
入社して10年ほど経ったころから、班長を任されています。仕事は、本社2階工場の部品組付工程がスムーズに進むための管理。毎日もう1人の班長と打ち合わせて、その日に製造する予定の製品のうち、どれをどの作業者に担当してもらうかを計画し、本人に指示します。お客様の都合に応じて、「この車種の分を、この時間までに」といった順番が決まってきますが、作業者によってスキルの差があり、できる作業が違います。「この時間にこの製品をつくりたいけど、できる人がいない」ということも。どうしようもないときは自分が応援に入るなど、臨機応変に動きます。
計画や指示を出す以外の時間には、予定通り進んでいるかのチェックや、機械にトラブルが起きればその対応も。予定より早く作業が終わった人がいれば、遅れている人の分もやってもらい、だれか1人だけ残って作業することがないよう調整します。1日の作業が計画通りに終わると、達成感があります。