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製造(篠原工場)

製造(篠原工場)

射場 祐太
2013年入社
Yuta Iba

TLとして
工場全体のモノづくりを管理。
みんなの声を聞いて、
もっといい製品を。

現場全体に目を配り、
異常にすばやく対処

当社の主力製品の一つ、ホイールハウスライナー。タイヤに沿った立体の形状ですが、その製造工程は、まず作業者が2m四方ほどある板状の材料の束を、フォークリフトで機械にセットすることから始まります。それを機械が自動で1枚ずつ取り、ヒーターで加熱した後、プレス機で成形して、端の部分をカット。最後に作業者が金型から取り外して、目視で検査します。
私はTL(チームリーダー)として、工程の管理を担当しています。不良品発生や機械の不具合が起きると、作業者がブザーを鳴らすので、すぐに対処。「うまく成形できない」「材料が破れた」などの症状から、「機械にセットする位置が悪い」「加熱温度が高すぎる」といった原因を究明して解決します。基本的に、決まった社内手順に沿ってチェックすれば原因はわかりますが、中にはめったに出ない異常が起きることもあって苦労します。冬の寒い日にはあらかじめヒーターの設定温度を上げるなど、細かい調整も欠かせません。

先輩に支えられ、
今は人を見守る立場に

興味があった自動車業界の中でも、三井屋工業への入社を決めたのは、離職率が低いと知り、長く勤められそうだと思ったから。入社後の製造作業を覚える段階では、はじめのうちは先輩に質問するのに遠慮しましたが、思い切って相談したらみんながアドバイスをくれて、「聞くことは恥ずかしいことじゃないよ」と言ってもらえたのがうれしかったです。その後はどんどん質問したほか、言葉だけでイメージしづらいフォークリフト操作などは、「やって見せてもらえますか?」とお願いして、先輩の動きを見て覚えました。
今も不良品の原因究明で困ったときは、課長に相談します。後輩を教えることも増えましたが、成長する姿を見るのがやりがいです。心がけているのは、できて当たり前だと思わず、自分がされてうれしかったように、相手をほめること。やりづらい点があれば意見を聞いて改善しながら、みんなが安定して働ける状態をつくり、今よりもっと不良品率を下げることを目標に取り組んでいます。

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